大切な時間

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[猫] 愛猫のリクが未分化癌で逝きました。

      2013/02/25

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うちの愛猫のリク。
来月で四歳を迎えると言う若さで天に召しました。

未分化癌と言う非常に珍しい癌でした。
彼の闘病の様子を備忘録として残します。

異変に気づいたのは4月ごろ。
たまにあちこちに何かを吐いたような跡が見られました。

うちには四匹の猫がいるので誰かは分からず。

リクだと分かったのは4月下旬ごろ。
たまたま吐くところを見かけました。

でもその頃はまだ毛玉を吐いてるのかと思ってました。

しかし、5月に入ると今度は食欲がなくなって来ました。
無理に食べさせても吐いてしまうし、
何も食べてない時でも胃液を吐くようになってきました。

近所のかかりつけの病院で見てもらいましたが、
特に血液検査などで異常が見られず、
吐き気止めとステロイドを処方してもらい様子を見ることに。

ステロイドを飲ませた後は軽く食事も取るようになり少しは安心しました。

ところが、吐く頻度が徐々に増えてきてご飯も全く食べず。
一週間で体重は1キロも減り、明らかにおかしいと感じたので
夜遅くまでやっている別の病院へ仕事終わってから連れて行きました。

そこで触診してもらったところお腹に小さなシコリを発見。
レントゲンを見ると脾臓の辺りが腫れてるっぽいということで
次はエコー検査をしてもらうことにしました。

エコー検査の結果、やはり脾臓が怪しいとのこと。
脾臓はなくても生命維持にあまり支障をきたさない臓器なので
摘出して腫瘍を病理検査したほうがいいと。

また、念のため他も見たいとのことなので試験開腹に同意しました。

手術の結果、脾臓は全く綺麗で、腸のとろに腫瘍らしきものを発見。
これを病理検査するが、症状から見てリンパ腫であろうとの判断。

この時点である程度覚悟は決めました。

ただいろいろ調べて見ると、リンパ腫は
抗がん剤が効きやすく、元の生活レベルまで回復することもあるらしい。

少しの望みをかけ抗がん剤治療の準備。
毎日仕事終わってから面会。だんだん弱々しくなってる気がする。

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水曜日、別件で仕事を休んだので夕方に面会へ。

昨夜、カリウム値が異常に下がってしまい危なかったが
点滴の量を変えたら今は正常値にもどったとのことで一安心。

自宅に帰り、晩酌をしようとしたとこで病院から電話。
病理検査の結果がでましたと。

急いで病院へ行きました。

検査の結果、リンパ腫ではなく、
未分化癌と言う癌だとのこと。
しかも転移性が見られる。
つまり、腸のあちこちに転移してますと。

ここで未分化癌と言う聞き慣れない名前がでてきた。
先生によると、細胞と言うのは始まりの形はみんな同じだけど、
細胞分裂しながら色んな組織に変わる。
血液だったり皮膚だったり内臓だったり。

未分化と言うのは、どの細胞になるかまだわからない段階の細胞のことで、
ここが癌になってしまったと。

あまり理解できてませんがそんな感じでした。

血液ならリンパ腫、皮膚なら皮膚ガン、などのようになるのだが、
未分化癌だと何になるのか分からない。
なので、どの抗がん剤が効くのか分からないし、効くかどうかも分からないと。

今後について出来ることは、望みをかけて抗がん剤治療をしてみる。
または、自宅に帰り少しでも一緒の時間を作ってあげること。

私は頭が真っ白になりました。

家に帰り妻と話し合い。
このまま痛い思いをさせてまで延命させるのが本当にいいことなのか。
かすかな望みをかけて治療を続けるのか。

私たちは抗癌剤治療を選びました。
人間のエゴかもしれませんが、それでも、少しでも長くリクと一緒にいたかったから。

 

翌日も仕事を終わらせそのまま病院へ。
先生に抗癌剤治療をお願いしました。
スケジュールは手術から1週間経つ今週の土日がいいだろうと。

金曜日はもともと私は仕事の休みをとっていたので、
今日連れて帰り、明日の夜に再度入院、土曜日に投薬開始でどうですか?
と先生に言うと、猫ちゃんも慣れたお家で過ごしたほうがいいとのことで
一時退院の許可が出ました。

また、ネットや会社の人の話によるとアガリクスが効果的とのこと。
先生に相談したところ、アガリクスは無いが似たような成分のサプリがあるよと、
AHCCと言うサプリメントを頂きました。
サプリメントのなかでは一番効果が期待できると言われてるそうです。

参考:Wikipedia

強制給餌のやり方を教えてもらい、
一緒にAHCCも分けてもらいました。

そして久しぶりの帰宅。
兄弟たちは、病院のにおいがするからか、ちょっとよそよそしい。薄情なヤツラメ!

リクは家に着くなり、使い慣れたトイレでおしっこ。
今まで我慢してたのかな?可愛いなぁ。
元気はなかったけれど、いつもの私の布団の上で休み始めました。

 

翌朝、出勤のために早く起きた妻が、リクの様子がおかしいとリクを抱えてきました。
窓際でうずくまっていたらしく、体温もかなり低くなってました。
すぐさまタオルや毛布で体を包み温めます。
水のようなナニカを吐いたらしく床が濡れていました。
私の布団の上にも、毛玉を吐いたような塊がポロポロ落ちてました。

脱水症状かと思い、水をあげようとしましたが飲まず。
無理やり口に入れますが全然飲みません。
大好きなかつお節をあげてみても全く反応しません。
あ、でも鼻はピクピクしてたかな?本当は食べたかったのかもね。

 

そろそろ開院時間が近づいてきたので、
リクをタオルに包んで玄関へ。
すると今まで弱っていたのにすごい力で暴れるリク。
まるで病院に行きたくないと抗議をしているようでした。

床に下ろしましたが、玄関から離れようと必死で抵抗します。
それでも力尽きたのか、そのまま床に倒れこみました。

そして、今まで聞いたことないような大きい声で2~3回鳴いて、
そのままぐったりと息をしなくなりました。
その後2回ほど息を吹き返しましたが、もう頑張らなくていいよと、休ませてあげました。

 

享年3歳11ヶ月。
誕生日まであと3週間というところでした。

病院は嫌いではなかったリクだけど、
きっと病院まで持たないことを悟ったのでしょう。
最後はお家でお別れしたいと言うリクの最後の願いだったのかもしれません。

最期の鳴き声は、パパへのありがとう、ママへのありがとう、
残された兄弟たちへのありがとうだと思います。

今でも本当に死んだのか信じられないほど
今までと変わらない感じで寝ています。

 

でもいつまでもこのままだと悲しくなるだけなので、
お気に入りの服を着せて箱にいれてあげました。

とても人懐っこくて、誰にでも近寄ってきてスリスリするリク。
病院でも先生によく懐いていたようです。
すごいパパっ子で、私が布団に入るとすぐに寄ってきて腕枕をせがむのです。
他の子が先に布団にいても、「ここは僕の場所!」と言わんばかりに
他の子を押しのけて腕枕するのです。

その時の「ドヤ顔」は本当に可愛くて今でも忘れられません。

ここ最近はママの方にベッタリで、腕枕も全然していなかった。
最後の夜も結局一緒に寝ることができなかったな。
でも、僕の布団に吐いた跡があったってことは、
夜に僕のところにやってきてくれたのかな。気づかなくてごめんね。

病気がわかってから1~2ヶ月と言う短い間で息を引き取りました。
この2ヶ月間、毎日が不安との戦いでした。私達も体調を崩しました。

正直、経済的につらい部分もあったけれど
私達にできることはお金を出すことだけ。
だから、出来る事なら放射線治療とかなんでもやってあげたかった。

そんなところを察したのか、
優しいリクは抗癌剤治療を待たずに逝ってしまいました。
本当に最後の最後まで優しい子でした。こんな時にまで気を使わなくていいのに。

残された子達にはリクの分も長く生きてもらいたいので、
今後は定期的に健康診断を受けさせようと思います。

長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

大人猫と遊ぶ子猫の思わぬハプニング

 

リクへ。

リクが来てからの4年間、たくさんの幸せをありがとう。
全く悪さをせず、後から来た子猫たちの面倒もよく見る、本当にいい子だったね。
具合悪いことにもっと早く気づいてあげられなくてごめんね。
もう頑張らなくていいからゆっくり休んでね。

そしてゆっくり休めたらまた私たちのところに来てね。
私たちはいつまでもリクが来るのを待ってるよ。

その日までバイバイ。

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