大切な時間

IT系の話題や、趣味であるロードバイク、カメラ、iPhoneなどの話題を書いてます

*

SNS炎上が相次ぐも一向に減らない理由を考えてみた。

      2013/09/02

Twitter上で犯罪自慢をする若者が後を絶たない。

コンビニでアイスの冷凍庫に入ったバカを皮切りに、バイト先で冷蔵庫に入ったり食洗機に横たわったり食材を粗末にしたりと、もう見ていてため息しか出ません。

こういった若者はネット民によって即座に身元がばれ、学校や会社に通報され、バイトをクビになったり損害賠償を請求されたり学校を退学させられたりしている。

そんな状況であるにも関わらず、次から次へとこういう行為をする輩が減らないのはなんでだろう?
それはインターネットに対する意識の違いだと思うんだよね。

インターネットが普及してからまだ10年ちょっと。
今の30代以上は社会人になってからインターネットに触れてきた人たちで、
ある程度の社会的常識を持った上でインターネットを始めた世代です。

また当時のインターネットというのは、「情報を発信する側」というのはごく一部でした。
殆どのユーザーは「情報を一方的に受信する側」という立場でした。
情報を発信する側というのは、多くの人に見られることを前提にサイトを構築していました。
なので、基本的には違法な内容のサイトというのは「アングラ」と言われて裏でこっそりと運営されていました。

 

その後、2ちゃんねるを代表とした匿名掲示板が流行りだします。
私も一時期はまりました。30歳以上の方なら1度や2度は利用したことあると思います。
2ちゃんねるの性質は今でも昔もそう変わらず、基本的に攻撃的です。
顔が見えない相手だからこそつい強気になって攻撃的になってしまうんですね。

2ちゃんねるでも炎上というのはありました。
間違えて個人情報を書き込んでしまうとあっという間にスレが立ってどんどん拡散されます。
ここで個人情報を晒すという怖さを知るのです。
「顔を晒して評価してもらうスレ」なんて言うのがありましたが、
自分の顔をネットにさらすなんて恐ろしい!というのがこのころの一般的な感覚です。

 

そしてここ数年で流行りだしたSNS。
日本ではMixiに始まり、今ではFacebookやTwitterが主流になっています。
Mixiは基本的には閉鎖的な空間でした。リアルな友人がマイミクにいることが多く、
日記の公開範囲も細かく設定できたので安心して自分の写真をアップしたりすることが出来るようになりました。

ここで少しだけ個人情報を晒すことによる抵抗が減ってきます。

それでも、公開範囲を全体公開にしたままに犯罪自慢をする者もいて
Mixi上でも同じように炎上するということはよくありました。
学校を退学になったりしたものもいます。

 

しかし、このあたりまではまだ本人たちに「間違ったことをした」という認識があったと思います。
犯罪を犯したことはもちろんですが、それを全体公開のまま投稿してしまったことに対して「やばい」という意識はあったはずです。

それが今のTwitterで犯罪を自慢する若者と違うところだと私は思っています。

 

ここ最近報道されてる炎上者たちってほとんどが高校生とか18歳以下の若者。
彼らは気が付いたらインターネットをしていた世代です。
インターネットがどういうものか、どういう成り立ちで始まったかなどは知る必要はなく、
インターネットは世界とつながっている!と言われてもピンときません。

インターネットは情報を得る手段であり、友人と連絡を取る手段であるだけなのです。

現在スマホが主流になり、彼らはほとんどがスマホを持っています。
スマホは便利です。アプリを落とせば簡単にTwitterやFacebookに投稿が出来ます。
そして同じようにLINEというアプリもみんな使っています。

彼らにしてみれば、メールもLINEもTwitterもみんな「アプリ」を使っているという感覚でしかない。
どれも友達と連絡を取る手段としか思っておらず、それがインターネットとつながっているということは意識していないのです。

おそらく彼らの中では、

LINE=気軽に友達とおしゃべりできる手段
メール=LINEと変わらないけど、おしゃべりというより自分の気持ちを友達に伝えたいときの手段
Twitter=不特定の「友人」に自分の今の状況を伝える&「友人」の今の状況を知る手段。

こんな感じじゃないですかね?
LINEとメールに関しては私も同じような感覚で使っているので特に気にはなりませんが、
問題はTwitterに対する意識。彼らはあくまでも「友人に」自分の状況を伝える手段としか思っていません。
アプリを起動して「○○なう」とつぶやけば、それを見た友人が反応してくれる。
ただそれだけ。それしか思っていない。そのつぶやきが全世界に公開されているなんて彼らは知らない。

そして、フォローするのは自分の友人だけだろうから、自分が知るのは友人の「状況」だけ。
他のやつが炎上騒ぎになってるのなんて「知らない」のです。
知らないからやっちゃう。単純にそれだけの話だと思います。

もしTwitterでバカなことをつぶやいたせいで学校を退学になった人がいる!なんて知ったら
普通の感覚であれば同じようなことはしない。

結果、自分のつぶやきが炎上して初めて現実を知るわけです。
それでも彼らの気持ちとしては「友達とやり取りしてるだけなのになぜ広まったんだろう」という思いがあるはずです。
メールと同じ感覚ですからね。メールをのぞき見された、くらいにしか思ってない、だから逆切れする人もいるのです。

 

ぶっちゃけた話、犯罪自慢なんていうのは私が学生の頃にもありましたよ。
未成年なのにタバコ吸ったり飲酒したり、無免許でバイク運転してみたり。
もちろんこれらは犯罪ですから悪いことです。

悪いことですが、それらの犯罪自慢はあくまで仲間内だけで話すので世間にはばれない。
ばれなければ良いのかというわけではないが、少なくとも世間にさらされることは無い。
仮に先生にばれて退学になっても、バイト先にばれてクビになっても、無免許で警察に補導されても、
それがニュース記事になるということは無い。

今はあっという間に世界中に情報が拡散される。個人も特定される。学校内でも噂される。
バイト先の店舗が自分のせいで閉店に追いやられる。
さながら極悪犯罪を犯した犯罪者のごとく世間中からさらし者にされます。

たった1枚の画像で自分の人生が終わるんです。しかもくだらないバカな行為のせいで。

 

こういう輩は今後も減らないと思う。
それは決して若者のせいだけじゃなく、スマホを持たせる時にきちんと説明しない親の責任でもあると思う。
もしこれを見ている親御さんがいたら、自分の子供にインターネットの怖さというのを教えてあげてください。
インターネットは個人間だけを結ぶツールじゃない。世界中につながって誰でもその情報を見れる可能性があるということを。

 

 - ネタ